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　春は出会いと別れの季節と言われますが、この度佐賀県のプラスチック成形の会社にて、
無事3年間の技能実習を終えて、技能実習生が帰国することとなりました。

　ちょうど3年前に入国してきたときは、20歳前後のまだまだ若い女の子たちでしたが、
3年間の技能実習を通じて、ずいぶんたくましく立派に成長しました。

　技能実習だけでなく、日本の文化にもなじんでもらおうと、
4月はお花見、8月はバーベキュー大会、12月は忘年会と、
本当に実習実施者さまにはいろいろな経験をさせてもらいました。

　毎月定期訪問や監査訪問で実習生と会うたび、
一生懸命実習に励む姿を見て、私自身もずいぶんと励まされました。
普段はよく飲みよく食べよくしゃべる元気いっぱいの実習生たちも、
仕事中は本当にまじめで真剣で、みんな仲も良くて後輩たちの面倒もよく見てくれました。

　3年間をともに歩んできて、思い出がたくさんです。
みんなを見送るのは本当にさみしいけれど、母国に帰っても活躍することを
ずっとずっと日本から願っています。
　
　改めて、3年間という限られた時間でしたが、
技能実習責任者の方をはじめ、技能実習指導員、生活指導員の方々、スタッフの方々、
たくさんのことをご指導いただきありがとうございました。

　実習生にとって、この日本での経験が、今後の人生の糧となりますように